LCCが一般的な交通手段になってだいぶ経ちました。
早朝4:30出発の便で飛び立つ、夜中の2:30に成田空港着なんてこともそんなに珍しい話でもないです。
僕も今年の上半期だけでも2度、成田空港を飛び立つ早朝便に乗って飛び立ちました。
1度は沖縄、2度目はバリでどちらも始発で向かって、ギリギリ出発に間に合う時間帯でした。
もし、交通遅延に巻き込まれたり、1本でも乗り間違えや京成スカイライナーが満席で乗れなかったら・・・等々、旅行の出発時の不安は1つでも減らしたいですよね。
そんな人にオススメなのが成田空港内にあるカプセルホテル「9h ours(ナインアワーズ) 成田空港」です。
カウンターでの受付後
従来のカプセルホテルというと、質素な外観と狭いカプセルの中に敷かれた布団と寝るだけに特化した施設でした。
ナインアワーズはそんな従来あったカプセルホテルのイメージをひっくり返す、洗練された施設内はSF映画の宇宙船内の様に無機質です。
ご覧の通り、壁面は白、黒、グレー、後はサイン表記のみで無駄なものが一切ありません。
ロッカーで荷物を預けて着替え
カウンターがチェックインを済ませると館内着、大小タオル、スリッパ、歯ブラシが渡され館内入ってすぐのロッカーで着替えを済ませます。
ここで大きいスーツケース、カバンなど寝る際に必要ではないものは鍵付きロッカーで預けてしまいましょう。
尚、館内では飲食禁止です。外着に着替えて外出は可能ですが面倒だと思うので事前に食事は外で済ませておいたほうがよいです。
並ぶカプセルブースは幻想的
ぼんやりと灯り代わりの様なカプセルは幻想的に見えますが、ここが今晩の宿泊先です。
宿泊するカプセルですが2段になっていて、上の段ですと真っ暗な中にかすかな光りを頼りにして登るのが少し怖かったです。
酔っ払ってたりすると踏み外しそうな感じ、ステップも小さかったですのでご注意ください。
カプセル内は落ち着く空間
カプセル内は体格の大きい方は狭く感じるかもしれません。
僕はちょうどいいサイズで寝返りも打てますし不快感はありませんでした。
ただ、荷物を持ち込んで置くとなると手狭感が出るのは残念、手荷物スペースがあるとあると助かるのですが。
人が落ち着ける波の音を出してくれるスピーカーがついていましたが、僕は苦手音でしたので即刻消しましたがこの様な快眠の為の工夫は他では見たことがありません。
また、コンセントが1つしかない為、スマホ、タブレット、モバイルバッテリー、ノートパソコン等々、複数充電したい方には不便かもしれません。
僕は下記コンセントにも繋げられて、USBからモバイル機器の充電ができるモバイルバッテリーを持っていきました。これ、本当に便利ですよ。
洗面所とお手洗いも無機質
カプセルブースから扉2つ開けた所にありまして、洗面所では受付で渡された歯ブラシでせっせと歯を磨きます。
また、ドライヤーも洗面所にありますのでそこでシャワーを浴びた後の髪を乾かしましょう。心なしかドライヤーは少し音が小さい気がしました。
あっ、撮影しませんでしたがシャワーブースも順番待ちが出て不自由しない程度にありまして広々綺麗でした。
余談ですが、成田空港ですが夜9:00以降に空いているお店はほとんどないです。
空いているのはセブンイレブンか食事をするなら吉野家となります。
僕の場合は夜仕事を終えてから荷物を抱えて成田空港に着くと夜9:00どころか10:00を越えてしまいますので必然的に吉野家で食べます。
ここでのメニュー表記は並、大盛り、特盛りではなく、MやLといった日本語がわからない方でも頼みやすい成田空港仕様になっています。
値段も他の吉野家よりも少し高い気が・・・それでも空港の他のお店で食べるよりも安く、いつもはここで最後の日本食を味わって旅立ちます。
で、いくらするの?
45日前 早割プラン ¥5,900 (60日前 早割も同じ価格)
スタンダードプラン ¥6,900
朝食付きプラン ¥7,440
※予約日、条件により価格が異なる場合
カプセルホテルとしては割高感があります。
都内の安いビジネスホテルに1泊するくらいの価格ですが成田空港と隣接している事とデザイナーズカプセルホテルと考えればそう高くないとも取れます。
早朝出発が多くカフェが空いていないので朝食付きプランで予約を取ったことがありませんが、「カフェ・ド・クリエ 成田空港第2ターミナル店」のモーニングプランが食べられます。7:00オープンとの事なので食事をする時間の余裕があるのなら頼んでみるのもいいかもしれません。
事前予約が基本とのことなので、飛び込みで行くのは避けましょう。
予約が取れず成田空港内で横になって寝るのはしんどいと思うので、ここでちょっとの手間を惜しまず予約しちゃいましょうね。
下記、Expediaでも予約可能です。
朝起きることができますように
無事、朝起きることができましたら受付でチェックアウトを済ませて、少し歩いた所、中庭から見える成田空港です。
しっかり睡眠が取れて無事、旅立つことができますね。
さて、成田空港内にありますデザイナーズカプセルホテルはいかがでしょうか。
こんなカプセルホテルに泊まれたら、旅の前からドキドキするかもしれませんが楽しめることは間違い無いでしょう。
LCCや深夜早朝便をご利用の方は一度泊まってみるのがオススメです!