以前の記事でお伝えした通り、松屋フーズが初めて出店するラーメン、チャーハン、餃子の大衆中華料理のお店「松軒中華食堂」がオープンしました。
松軒、ついにオープン
オープンしましたが、当分は限定メニューでの営業とのことで全てのメニューが解放されるのは9月とのことで松屋フーズ初の業態なので試行錯誤しながらが実情なのでしょう。
綺麗な内外装と開放的で大きな窓は京都王将の様なゴリゴリの中華料理屋さんというよりもファミレスに近い雰囲気でカウンター席とテーブル席が半々の割合になっています。
家族や部活帰りに友達と、仕事終わりに同僚と「松軒」でさくっと中華を食べながらがイメージできます。
駅近くでオープンしたので目立っていて、何の店なのか?と覗き込む人も多くピークタイムの夜7〜8時には店の前に何人かの入店待ちの行列が出来ていました。
気になるメニュー
一押しはこだわりの醤油を使ったラーメンとのことで、それでありながら¥450と安いです。
いちばんの驚きはとかく、メニューが多いんですよ。ラーメンだけで10種類もあるって多すぎでしょ笑
さらに、定食メニューが多いのも1人暮らし男子にはありがたくて、ねぎ塩唐揚げや肉野菜炒めなど6種類もあります。
ビールが¥270と安いのと¥140〜のおつまみも充実しているのでさくっと1人飲み、せんべろだってできちゃいますね。
今回は一番、無難でその店の味が比較しやすい餃子とチャーハンを頼みました。
餃子とチャーハンのセットで¥550(税抜)です。
この価格だから期待はしていなかったのですがチャーハンのボリュームしっかりあって餃子を食べたら満腹になってしまいました。
隣の2人組のお客さんは+150円でチャーハンの大盛りを頼んでいましたが、2人で食べても十分すぎる量でした。
1人だと確実に食べきれていないので頼まなかったことに安心しましたね。
ただ、餃子、これはいただけなかったです。
すいません、京都王将と比較してしまいますが皮のもちもちさはないし、餡は少なく、そもそも、餃子自体が小さいんですよね・・・。
冷凍餃子をただ焼いただけみたいだったのでがっかりしました。
価格を考えればセットで安いからまあいいやと割り切るんでしょうけど、京都王将が同じ価格であの濃厚な餃子だとねえ?となってしまいます。
行き着く先はどこなんでしょう
ゴリゴリの中華料理屋さんな雰囲気のお店が多い京都王将と比較すると店内の雰囲気はアットホームで似ても似つきませんが、メニューのラインナップや価格を見ると意識しているのは間違いないでしょうね。
他と比較中華チェーンと比較してもメニューの幅が広いが多いです。これが一番の強みで日高屋はそこそこの味で飽きがこない工夫をしているそうですが、「松軒」は飽きが来にくい様に意図的にメニュー数を増やしているのかもしれません。確かに季節限定メニューでそれを補っているという意見もあると思いますが1週間に2回も限定メニュー食べてたら飽きませんか?スタンダードなメニューが充実していていつでも好きな料理がいっぱいある方が僕は好きです。
炒め物などのメニューは量が多いので一品だけでもお腹いっぱいにしてくれるお得感、大盛りを頼めば中途半端なコスト意識を捨てて振り切った量で出してくれる攻めた感じ、今後も続けて欲しいです。
一方で、3回呼んでもオーダーを取りに来ず、やっと注文しても料理が出て来るまで30分かかり、オープンしたてなのでホールもキッチンも噛み合ってないです。新業態なので手探りな部分もあるのでしょうからしょうがないのですが今はメニューが限定されていますが9月より全てのメニューが出てきますがはたして対応できるのでしょうか。
千歳烏山でファミリー向けや気軽な中華料理チェーンといえば東秀でしたが良くも悪くも無難にまとまっていたので「松軒」が出来たことで暗い未来しか想像できません・・・。
千歳烏山は飲食店がコロコロと変わる事が多く、ここを最初の店舗した「松軒」がこの街で受け入れられて他の街でも新店舗ができるといいですね。