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専門商社は激務?新入社員・未経験転職者が生き残るにはどうすればいいのか。

2017年10月9日

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まず、大前提として専門商社は激務な会社が多いです。
もちろん、専門なので取り扱い製品による業界や企業規模でそのあたりの激務度はガラリと変わってるのだけど、就活生や未経験転職者が商社と付き合いのあるメーカーさんやエンドユーザーさんにも知ってもらえれば幸いだと思ってここに残したい。

仕事内容は?そんなにしんどいことをやっているの?

化学品、機械などのモノ作りに絡んでいる会社は、総務・経理系のバックオフィスを除けば2種類の職種です。

・営業
・営業事務

営業はご存知の通りでお客さんのところに売り込みに行くことや通常の対応では難しい事を「営業的対処」をする。
この営業的対処が商社マンの能力がわかりやすく発揮されるところで価格、製品を期日までに納める納期調整、路線便などの通常の物流でできない配達対応など営業の仕事は本当に幅広いし、むしろ、幅広いどころではなく何かトラブルが起これば全てを対処するのが営業の仕事とも言えるのでストレスが多い。本当に頭が上がらない。
つらいけど頑張れ営業さん!

もう1つが営業事務、基本は事務所の机につきっきりで電話を取ったり、注文書のFAXを処理、メーカーに発注した材料の納期確認など仕事における循環器系みたいなもんで止まると営業が1人いないより大変なことになりがち。
あながち事務となめて適当にやっているとお客さん逃げて行った事例も少なくない。

仕事時間は?毎日終電生活をイメージしますが・・・。

会社によって異なる。これしか言えませんね。

ただ、僕の業界でメーカー研修で同業他社の人たちから酒が入った席で色々聞いてみたけど漏れなく80時間/月は最低残業していた。
酷い会社だと毎日終電まで仕事をして金曜日は夜中の2時まで残って仕事をしているとか。

明日が休みなら終電なんてへっちゃらな戦闘民族が多いのは間違いないのと、そんな環境に適応できず精神か身体がやられて会社を辞めて行く人が後が立たない。人を替えのきく道具みたいに思っている会社、ちらほら知ってますね。

一方で、仕事量も多くなく、定時に帰ることができる様な所も存在していて、そういう会社の特徴はまた別記事で書きます。

メンタルヘルスでやめる人多数

前の職場、今の職場ともに心の病にかかってしまうケース、本当に多い。

僕の後任となった後輩は仕事のプレッシャーや上長からの嫌がらせで自室から出られなくなり退職を余儀なくされた。
その後、地元にUターンして、今も病気と戦いながらも理解のある職場でがんばっているらしい。
新卒の何もわからない若者は辞めるなんて考えられず、そこに踏みとどまろうとするが耐えられなくなって病気になるのを何人も見て来た。

その新人いじめをしていた課長がどうなったかというと、僕が退職したことで空白となったポジションに毎年、新入社員が入っては辞めが5年続いて今更会社がその実態に気付いて最近になって窓際部署の部下なしの名ばかりの課長になったと聞いている。

これだけ新入社員を地獄に送っておきながらもその当人はまだその会社にしがみついており、そういう厚顔無恥な奴ほど生き残るんですよね。
許せませんが、こういう人間性が悪くてろくすっぽ働いていないおっさんが必ず何人かいるので極力関係を持たない様に気をつけよう。

フォローする訳ではないですが他の部署は全て良い上司、先輩が多かったし、部署が異なっていても仕事・私生活ともに相談することも多かった。
辞めて行った彼ら彼女らも違う部署に配属されていてば活躍していて今よりも良い人生があったかもしれないと思うと残念でならない。

ハズレ部署に行ってしまったら・・・自分かその元凶が異動になるまでグッと耐えきるか、難しいと感じたらさっさとやめてしまうことに限る。
大体、そういうクズ先輩、カス上司は辞める事を相談した際に「ここで結果を出せないやつが他に行っても失敗する」と言うが人間の評価はいい加減でついた職種・業種でガラっと評価されたりすることなので聞く耳持たず、次に向かおう。

マイナス方向に考えるなと言いませんが少しでも光が見える所に手探りでも進んで行くほうが楽しくありません?

新入社員は何をするの?そんな専門商社での生き残り方とは。

外部でビジネスマナー研修を受けたての新入社員は、自社倉庫があれば物流拠点での研修があり、その後、OJTで営業事務をやることが多いのでそれを前提にします。

大手企業ならまだしも、中小の専門商社に入れば受発注システムのマニュアルやちゃんとした引き継ぎなんてまずない。
もしかしたら、コンピュータで受発注がシステム化されておらず全てが伝票に手書きの可能性だってありえる。

やって見て覚えなさいと今まで丁寧に教えてもらっていた大学と異なってなんてガサツなところに来たんだと思うだろうし、ルール化されていない事だらけで混乱するに違いない。
そして、こういう会社こそ、暗黙のルールがあるのでそこら辺をうまく立ち回らないで失敗していると「アイツは使えない」と入社早々に後ろ指を刺されることとなる。

その評価を挽回できるチャンスが来る前に退職させられるか閑職に追いやられる。
上長からの評価の悪い営業さんは、手間や時間がかかる割に数字が伸びる見込みの少ないお客さんばかりや、売り上げを作りにくい地区の担当につけられ、どんどん会社に居づらくさせて自主的にやめらされたりはざらでよく見る光景です。

前職では1期上の先輩が役に立たないという理由で入社してからたったの2年で自主退職を迫られていたので、相当な恨みを抱えて会社から去って行った。
これを見て、彼らの同期はもちろん、今いる社員も切られるんじゃないかと思いますよね。

その会社に入った以上、そこで生き残りたい。より良い結果を出したいと思う新入社員や未経験転職に告ぐとするならば、いきます!

まずは、仕事以外の作法を学ぶ事、体育会系あがりなら兼ね備えてあるアレですね。そう飲み会。
最初の飲み会で決まった印象がそのまま、ずっとあなたについて回る。
最悪そこで、コイツは気が利かないとなると仕事ができないと自動変換される。
今でこそコンプライアンス的なことや経費が絞られているのでお客さんとの会食・飲み会が減っているものの飲み会の席の働きで評価が決まる商社は少なくないのだ。

飲みの場での動きはアホくさい猿芝居と未だに僕も思うだけど、案外バカにできない。
むしろ、バカになって演じられる?と問う。

「次、何を飲みますか?」

「(真っ先にトングとサラダボールをとって)食べられない野菜ありますか?」

「つまめるもの、2品ぐらい頼みましょうか?」

「(アイストングを持ちながら)少し薄めに作りましょうか?」

「タバコ、コンビニで買って来ます!」

リピートアフターミー。
明るく、元気に、はきはきと新入社員らしくやれば合格。
コンビニでタバコを買いに行くときとか、無駄に遠いコンビニまでや居酒屋の周りを3周くらい走って汗だくで帰れば尚良し。
猿芝居なので大げさに感じるぐらいがちょうどいいのです。

入りたてで仕事はできないけども一生懸命な振る舞いは上司・先輩から愛されるかわいい後輩で80点、及第点でしょう。
こういう気遣いは会社だけじゃなくて、女の子とのデートでも応用できるので気が利く人と評価が上がるのでオススメですね。

ちなみに、僕はこの猿芝居ができなくて自分がいきたくない営業所、部署に飛ばされることになったので商社に入る人は僕の様にならないように、本当に後悔しますんで・・・。

次は専門商社で働くのに向いてる人はどういう人かというのを書きます。
向いていなくて入社してしまうとその人も会社もみんな不幸になるので、そんなマッチングの話です。

  • この記事を書いた人

中山ゆう

2019年よりサーフィン、プログラミングをはじめました。食は京王線の情報中心です。より良い記事をお届けできるようがんばります。

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