暖かい季節になってくるとマリンスポーツがやりたくなる人も多いかと思います。
運動があまり得意じゃない人はもちろん、過去サーフィンを挫折した僕もSUP(スタンドアップパドル)の体験スクール1回目でボードの上に立つことができました。
他のマリンスポーツに比ると敷居は低くはじめやすいSUP、はじめ方を知っていただければと思いますので最後までご覧いただけると嬉しいです。
誰でも簡単にはじめられるSUP(スタンドアップパドル)
水面をボードに乗って、パドルを漕ぐ。または、ボード上でヨガをする。
そんな優雅な姿を想像する方が多いのではないでしょうか。
SUP専用のボードは浮力があって浮きやすくなっていますので膝立ちであれば、ボードに乗ってパドルを漕いで移動することは簡単です。
ボード上に立つとなると少し慣れないといけないのと、海だと波の影響もあります。
ボードに乗って海面を自由自在に動けるようになるまで時間があまりかからないのですぐに楽しめるのもいいですね。
必要な持ち物は?ウェットスーツを着るので多少寒くても安心
体験スクールに行くショップにもよりますが、基本的に必要な持ち物は下記の3点です。
- 水着
- バスタオル
- ビーチサンダル
※メガネをしている人はメガネバンドがあるとメガネを無くしにくいのでおすすめです。
ウェットスーツを貸してくれるお店が多いですし、夏本番の7〜8月だとウェットスーツが無くても気温も水温も高いので大丈夫かと思います。
また、泳ぎに自信がないという方はライフジャケットを貸してくれるショップにするのをおすすめしています。
なぜなら、SUPで足がつかない距離まで移動するので体調が悪かったり、泳げない場合に海に落ちると溺れる可能性があります。
SUPがはじめやすいスポーツといえど海でやります。波が高くなったりすることも考えられますので安全面はショップ任せにせずに各自しっかりとしておきましょう。
関東から日帰りで行くことができる江ノ島がおすすめ
東京駅から1時間少しで行くことができる江ノ島、交通の便も良いです。
職場や住んでいるところが小田急線が近い方ですと片瀬江ノ島駅からも行けるのでアクセスしやすいですね。
東京寄りの関東でしたら、日帰りでいける範囲というのがわかっていただけたと思います。
江ノ島はウィンドサーフィンやサーフィンスクールがそこいらで開講されていて、賑わっています。
その練習している姿を見ていると、自分もSUPをがんばろうとモチベーションが上がります。
そして、江ノ島は人気のあるオシャレなショップが多いです。
いつも激混みのEggs 'n Things 湘南江ノ島店です。
一度は行って見たいと思いつつもこの列、ピーク時間を外して食べに行くほうがいいですね。
まずはボードの上に立てるようになりましょう
川でのSUPと一番の違いは波があることです。
この波が初心者にとって一番の障害でもあって、ボードに膝立ちで乗っかってパドルを漕いで移動はできます。
ただ、ボード上に立ち上がるとなると途端、落水してしまうのです。
不安定なボードの上に立つだけでも大変なのに、波のおかげでボードがぐらぐら揺れる。
さらにコンディションが悪いと風も受けて体も揺らされるのです。
そんな中で立ち上がり→落水を繰り返すと、体力をどんどん消耗していきます。
加えて、波の影響を受けにくい沖から遠い場所だと泳ぎが苦手だと、足がつかない恐怖もあります。
ボードの上で休憩しながら、自分のペースで立ち上がってみて、パドルを漕ぎながら移動してみましょう。
自転車と同じで慣れてしまえば、立ち上がることが自然にできるようになります。
SUPは難しい?難易度はどのくらいなのか
僕の個人的な感想はサーフィンで立ち上がるよりは簡単ではじめやすいマリンスポーツだと思います。
SUPの体験スクールのレビューではすぐに立ち上がれた、楽しかった等々の前向きなレビューが多いです。
ただ、ボード上に立ち上がれないまま、体験スクールが終わってしまい残念な思いをする人も少なくないかと思います。
うまくいかなかった、教え方が悪いなどのレビューがあんまり書かれないので、みんな当たり前に立ち上がって優雅なパドルさばきで海面を移動できると思いがちです。
1回目のスクールでボード上に立ち上がれない、パドル操作がうまくできないことは恥ずかしいことではないですし、個人個人の上達度合いは異なります。
遊びなのだから、楽しくやりたいですよね。
一度目の体験スクールでうまくいかなかったけど、次やってみると立てるようになったという報告も多く聞いています。
せっかく始めたのです。もう少しだけ練習をして、ボードに立って、風を受けながら颯爽と動く快感をぜひ味わってほしいです。
ボード上から撮影しました。僕のような初心者でもSUPだとかなり遠くまで行くことができました。
この景色を見ることができれば、またSUPやりたい!となるかと思います。
江ノ島でおすすめ、SUPの体験スクールをやっているショップは
おすすめのショップはセイルボーダーズ さんです。
ウィンドサーフィンのスクールもやっていますが、SUPの体験スクールも人気で夏、シーズン本番だと予約が埋まってしまうこともあるそうです。
このショップの素晴らしい点は3つです。
教え方が丁寧、初心者がはじめやすい
フィーリングで楽しくSUPが体験できればそれでいいというショップもちらほら。
ダイビングでもそうですが細かく教えてくれないお店って意外と多いんですよね。
もちろん、慣れという要素が大きいので否定してませんがこのお店ではインストラクターさんが細かくを教えてくれるのでただ、漠然とやるよりも上達度は高いと思うんですよね。
初めての方はまずは道具の名前、扱い方を陸上で学んでから波の少ない場所に移動してからボード上に立ち上がる練習を優しく指導してくれます。
SUPに少し慣れはじめた2回目以降の方にはその人の上達に応じて指導してもらえます。
アフターSUPでは、楽しかった!で終わらずにその日感じた疑問点やこうすればうまくなるといった事も教えてもらえます。
次回はこんなスキルが身につけられるようにしようといった目標ももらえるので続けるモチベーションにもなりますよね。
お店のメンバーさんも良い人が多くて、海のことやウィンドサーフィンや他のマリンスポーツに関しても話して来れたり、アットホームですね。
体験スクールだとレンタル込みで¥5,000
スクール、ボード、パドルとは別にウェットスーツやライフジャケットの料金が別に取られたりするお店もありますがそんなレンタル代金も込み込みです。
※1日保険代加入、ロッカー代は別にかかります。
海に入ることができる準備だけでOKです。手荷物も少なく済みます。
施設がきれい
清潔感、これは大きい要素じゃないでしょうか。
特に女性の方、汚い更衣室や清潔感のない受付ですとせっかく江ノ島まできたのにテンションも下がるかと思います。
受付は無駄なモノがなく、すっきりとしていて断捨離感すらあります笑
受付から少し歩いたところに更衣室兼シャワールームがあります。
設備自体は年季が入っています。ただ、そんなに汚さがないのでそれなりに整備されているのだと思います。
以前、江ノ島で別のサーフィンスクールで体験を受けた際、ほぼ外のような場所で気持ち程度のついたてのところで全裸で着替えをしましたし、シャワーも有料で何より、掃除があまりされていない汚さでした。
その点、スクール代金にシャワーも含まれているので安心です。
海が目前、近すぎる距離
更衣室から海がすぐ目の前、走れば1分くらいで海に入れそうな距離です。
重いボードやパドルをかかえて、キャリアーを引きながら移動すれば夏だと汗だく、海に入る前に疲れてしまいます。
砂浜がすぐの距離にあれば、海に入る以外の時間も短縮できて楽ですよね。
海から近いだけでなく、小田急 片瀬江ノ島駅やJR 江ノ島駅からも徒歩5分と近いです。とにかく立地がいいですね。
予約は下記サイトより行うことができます。
最後に
いかがでしたでしょうか、マリンスポーツを始めるのに早い遅いはありません。
一度、体験スクールでSUPをやってみて、海面を歩くように移動できる気持ち良さを味わってほしいです。
友達の方がいればご一緒に、もちろん、1人でも参加できるのでこの夏、新しいことをやってみたい人はぜひ、SUP(スタンドアップパドル)に挑戦してみてはいかがでしょうか。