松屋で朝定食を食べていると、70代を過ぎたおじいさんが僕の隣に座りました。
自分と同じ朝定食とハイボールを頼んでいました。
置かれたハイボールの量を見て、「おい、まだ入るだろ」と店員さんに怒鳴って、ジョッキのスレスレまで炭酸を入れ直させました。
300円もしないハイボールですよ。それをあーだこーだ偉そうに指図するのってどうよ?
お互い不愉快な思いを減らすために、全て機械化して、自動でした方が幸せになるんじゃないかと思います。
お客さんの方から神様に勝手になるのってどうよ
このことで一番不愉快なのがここです。
本来、店子と客は対等な関係です。
日本だと、客が一段上から物申して、店員さんが怒らず、謝罪をしながら対処するのがほとんどだと思います。
その立場を利用して、店員さんを召使いのように偉そうに指図する勝手に神様化するなといいたいです。
そのハイボールおじいさんは食べ終わったら、ごちそうさまも言わずに出ていきましたからね。
外食チェーンで働く店員さんをアゴで使う場面、結構見ません?特に高齢者に多い印象あるんだけど、どうでしょうか。
弱い立場の人、イジめて楽しいですか?
この仕事の精神的負荷ってかなりあるから自分はやりたくないし、やっている人はホントにメンタル強いなと思います。
たかだか、1000円もしない外食に求めるサービス
安い外食チェーン店なんですから、注文したものがそこそこ早く出てくればOKじゃないですか。
オーダーの取り間違えや髪や虫が入ってるとか衛生的にアウトなものはもちろん別ですよ。
リッツカールトンやシャングリラみたいな5つ星ホテルと東横インみたいなビジネスホテルで同じサービスだと思いますか?
チェーン店のサービスはそういうもんだと思えば、腹が立ったり、あーだこーだ言わないと思うんですよね。
全て機械化すれば精神的負担は相当減る
海外旅行で入ったお店で、違ったモノが出てきたり、髪が入っていたりしてもクレーム言う人、少ないと思います。
言語が通じなかったり、何より、その程度のことだったら相手にされないことだってありますからね。
同じ様に相手にもっと言葉が通じない機械だったら、決まった動作しかしないんだったら感情的にもなりづらいんじゃないですか。
タッチパネル式のチェーン居酒屋が多くありますが、全部ああしちゃえばいいんですよ。
食券機で買った内容がキッチンまで飛んでいけばいいのです。
配膳もレール上を滑らせて届ける回転寿司みたいな形式にして、人がいちいちオーダーを言いながら出す必要もありません。
調理、こればかりは人の手でまだ行わないと難しいと思うので、キッチンだけ人がいればいいです。
ただ、調理もそう遠くない未来に全て機械に任せられる技術が進みそうですよね。
そんなに向かい合っての対話を大切にしたいなら、それなりに高い店に行くべき
機械の操作がわからないから、人に頼んでやってもらいたいという意見もあると思います。
給料が発生している人の時間を拘束しているということは、そこにお金がかかっています。
そんなに対話したいんなら、1人単価が高いサービスの良いお店に行ってご飯を食べればいいのです。
それかオーセンティックなバーに行って、マスターと話しながらウィスキーを飲めばいいと思います。
安くて、サービスも丁寧、そんなおいしい話が今の外食チェーン店なのですよ。
400円もしない牛丼の味だってもれなくおいしくて数分でてくる早さです。サービスだって丁寧なものです。
もっと適当なサービスになるのが許されないのなら、全部機械化して人の手がかかりにくい様にした方がよくないですか。
最後に
おい、お前、偉そうに店員さんに指図するな。
お前は神様じゃない。
サービスを提供する側と受ける側でしかなく、そこには上下関係はないです。
何もサービスを受ける側がめちゃくちゃ謙虚になる必要はないと思うのですよ。
金額相応のサービスの線引きを各自しっかりすべきだと思います。
怒鳴って責められる松屋の店員さんを見ていると、周りの人も不愉快な気持ちになりますし、うまいご飯もまずくなって皆不幸になります。
そう遠くない未来、チェーン店に人がいない、全て機械だけになることがあるかもしれません。
感情的な文章ばかりでしたが、最後までご覧いただきましてありがとうございました。