2018年下期で今の所、最大の日経平均の下落です。
一時は¥21,000を割り込んだことで、TOPIXなどの日本株を指標にしたインデックスファンドを積み増していたり、
個別株を買っていた人はこの下落で含み損を抱えている人も少なくないはずです。
僕は積み立てNISAにせず、通常のNISAにしているのは今年はガンガン投資信託を積み立てる1年にしようと実行していたのと
8〜9月に買い増しした新興国株式インデックスもさらに下落するダブルパンチを食らっている非常に辛い状況で
それなりの金額の含み損が発生しています。
具体的な金額を言ってもいいのですが、今後さらに下がる余談の許さない状況でもあるので
この状況が少し落ち着いてからまとめたいと思います。
この良いと言えない状況でも、投げ売りせずにホールドし続けて元に戻り、いずれは上がるのをひたすら待ち続ける。
現状と今後どうすべきかをまとめていきます。
日経平均が急落した原因は?
日経平均が下がった理由を分解して考えてみました。
日経平均といえども国内に止まらず、世界経済と密接につながっているのを実感させられます。
今、どのような理由でこうなってしまっているのかを予測されている2点を挙げていきます。
サウジリスク
サウジアラビア政府に批判的な態度を取っていた記者が殺害された事件を発端としているのですが、
本件が原因が経済制裁につながるとその報復で原油高になるリスクによるものです。
トルコのアメリカ人牧師拘束による経済摩擦によって新興国株式が下落したのも記憶に新しいと思いますが
同様に経済に悪影響が出るかもしれないのも一因と言われています。
米中貿易摩擦
違いに関税を掛け合い、さながら経済戦争と化しているアメリカと中国ですが
アメリカの企業業績にも影響が出始めており、世界的にも貿易量が減少することで世界経済が停滞するのではないかという
不安から日経平均はもちろん、先進国の株価にも悪影響を与えてるのではないかということです。
損切りすべき?狼狽売りは危険?
まだ時期尚早です。
そもそも、インデックスファンド を積み立てている人は経済が成長することで
遠い未来、資産が増えているだろうという見込みで投資していると思います。
一瞬、急落したからといってすぐに売る。確かにポジションがなくなることで精神的に楽になるに違いありません。
でも、本当にそれでいいんですか?
今。持っている株は一時的に価格が下がっているのでしょう。
けれども、先、5年いや20年かかるかもしれません。
その頃には、また再生を遂げて、原資よりもさらに大きくなって自分の元に戻ってくる可能性のほうが高いと思っています。
なぜなら、今よりも未来は経済成長を遂げているに違いないと思っているのでホールドし続けます。
ただ、近々、お金が必要になるのであれば、長期保有できる状況とは異なるので損切りも視野に入れなければなりません。
その時その時の状況を見ながら判断しなければなりませんね。
最後に
日経平均が急落したことで、精神的に参っている人もいると思います。
そりゃあ、自分の日給以上の金額が毎日減っていけば、働いていても働いてもマイナスになるわけですから
同じくマイナス方向に気持ちが落ち込むのもわかります。
ただ、今年の1〜2月にも突発的に株価が急落したように、これからも何度と起こることだと思います。
荒波を航海するよりも、海が静かになるのを待つ。
現状の株価が乱高下する相場の中で下手な動きをせずに、落ち着くのを待ってから取引をした方が良いかと思います。
リーマンショックのようにさらに株価が落ちたとしても、未来にまた再浮上すると思うと
気絶して上がるまでひたすら待つのもありだと思います。
株式市場に対して気絶してしまえばストレスフリーですし、そうなれば会社員なら仕事に支障をきたす心配もありません。
本当に気絶は厄介ですが、先10年以上を見据えた株式においては細かい上がり下がりを気にしない方が幸せかもしれません。
僕もそこそこの含み損を抱えていますが、気絶をしたまま気持ちよく起き上がれる日を待ちたいと思います。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。