以前より、家賃を下げることで金融資産を増やすことができると記事で書きました。
家賃がかからない実家か格安の社宅に入るべきと書きました。
ただし、あなたが部屋を内見したときに、ウッと思うような汚い、衛生的に疑問を感じる物件に入ると生活が悪くなるので避けたほうがいいです。
一番の固定費である家賃を下げるべきと書きましたが、家賃を下げすぎて、生活水準が下がったり、仕事に影響を与えてしまっては意味がありませんよね。
この記事で伝えたいポイントとして
- 築古で汚い物件に入るデメリット
- 風呂・シャワーブースの重要性
- 東京で1ルームで借りる場所の選び方
注意
汚い部屋をやめたほうがいい理由と東京でそこそこの満足度が得られるコスパの良い部屋の選び方を書いていきたいと思います。
古くて汚いと気持ちが落ち込む
仕事が終わり、くたくたで帰ってくると壁が黄土色にすすけていて、天井は黒いシミ。
僕自身が築40年、風呂・トイレ共同のボロボロのアパートに住んでいて、夜はネズミがはいずり回る音を聞きながら就寝する生活をしていました。
注意
家賃を極限まで下げるためにこのアパートに住むことを決めたのですが、想像以上に辛かったです。
極端に古くて汚いと部屋の雰囲気がよどんでいて、やる気が損なわれます。
仕事のパフォーマンスに影響ができますし、部屋の掃除もおろそかになって不快感は生活を蝕んでいきますので体調が悪くなりやすくなります。
これらはリフォームされていない汚い築古のアパートに住んだ人にしかわからないと思いますし、経験しないでおけるなら経験しないほうがいいでしょう。
狙ったレトロとただただ古くて汚い部屋は違います。
共同風呂、風呂が汚いと使わなくなる
シェアハウス以外の築古アパートだと共同風呂、シャワーブースの存在は現在でもあります。僕自身が数年前までそんな共同風呂のアパートに住んでいました。
当時住んでいた共同風呂の脱衣所のすのこは黒く変色していて、風呂に入ったのにそのすのこを踏んで上がると足が汚くなって出てくるように感じました。
身体をきれいにする風呂で汚さを感じると、共同風呂に入る自体が苦痛になってしまい利用しなくなります。
風呂に入らないわけにはいかないので近くのフィットネスクラブ、スポーツジムに入会して運動後、風呂に入るようになりました。
せっかく、格安築古の賃貸アパートを契約しているのに、フィットネスクラブ月会費1万2000円を払っていましたので、その分、ランク上げた部屋にすれば良かったと後悔したのでした。
メモ
通っていたフィットネスクラブだと週1で休みがありますし、深夜に帰ってきた時に入浴することができませんでしたので高い会費を払っても不便な時がありました。
風呂、シャワーブースが汚いと生活水準が低下します。要注意です。
東京・都心で綺麗な1ルームを借りると家賃6万円以上はかかる
前提として、都心から近い駅、たとえば新宿に職場があって中央線の高円寺駅周辺で1ルームマンションを探したことがあります。
高円寺まで徒歩12分、築20年、6畳、風呂・トイレ一緒のユニットバス、ミニキッチン付で63,000円でした。(2012年当時)
今とは相場が変わっているかもしれませんが、見た目はリフォームされてて綺麗でしたし、風呂・トイレだけがプラスチックに経年劣化の黄ばみがあったぐらいで許容できる範囲でした。
都心より離れれば離れるほど、安い家賃でも綺麗な部屋はあるかもしれません。
住みやすそうな大きな駅、駅から遠すぎず近すぎず、部屋もそこそこ綺麗となると6万円以上は見たほうがいいと思います。
東京だとどんな場所を選べばいいのか実例をあげていきます
家賃3万円の物件を東京で借りると大抵は↑のような汚くて、古くて、不衛生でここだとくつろげないなという物件にいきつくでしょう。
ただ、最大の固定費、家賃をいい具合に下げるとする実例をあげていきます。
◎職場:新宿
- 新宿駅から25分程度の家賃が比較抑えられる沿線(京王線、西武新宿線など)
- 徒歩15分はがんばって歩く
- 普通しか止まらない駅(特急、快速は諦めましょう)
- 風呂・トイレ一緒のユニットバス
- 部屋の広さは6畳以下
- オートロックなし
- 1F
こんなところでどうでしょうか?下から4つはすべての物件に共通しています。
プロの不動産賃貸の方だともっとこだわりや効率的な探し方はあるかと思いますが、素人ですので容赦していただければと思います。
上記の条件で京王線なら、国領、つつじヶ丘あたりまで来れば家賃がぐっと下がります。
自宅から歩く時間を入れても1時間程度で通勤できるのではないかと思います。
さらに遠い駅や、もっと歩けるなど条件を変えれば風呂・トイレ別で同じ家賃の物件を見つけられるかもしれないので、そのあたりは個人で調整してみてください。
みなさんが妥協しにくいポイントは街だと思っています。
この街に住みたい、この飲み屋にいつでもいける環境という願望を捨てて、駅ビルはおろか近くにカフェも見当たらない普通電車のみ止まる駅に住む決断ができるかになります。
ポイント
家賃、会社までの距離、部屋のきれいさの妥協点を探る
部屋がきれいでも会社まで2時間かかると睡眠時間が減り仕事のパフォーマンスが落ちますし、都心の職場に近すぎると今度は家賃が高すぎて貯金するのが難しくなります。
僕が最初に諦めるのが上記の通り、住みたい街です。
恵比寿、中目黒、高円寺、三軒茶屋など都心までの利便性がよく、良いお店がたくさんある街ので誰だって住みたいです。僕だって住みたいですが家賃が高すぎますし、家賃が安いの場所を見つけられたとしても本タイトル通りのリフォームされていない築古物件くらいしかありません。そうじゃないとしたら事故物件を疑いましょう。
平日の仕事終わり、疲れ切っているのに街で遊びますか?遊びたい人は高額家賃か築古物件か無理してでも住みたい街重視で賃貸物件を選ぶのもありかもしれませんが、仕事が終われば家でリラックスしたいのならば、住みたい街は諦めたほうがいいと思うのです。
都心の職場から25分電車に乗れば、高確率で家賃があまり高くない駅があります。歩いてすぐの駅近には希望の家賃の物件はないかもしれませんが少し歩けば、妥協できる家賃、きれいさの賃貸物件はあるはずです。
最後に
家賃12万円の駅すぐそばで築浅の賃貸マンションに住んでいたことがありますが、家賃の高さとすぐに飲み歩くことができたため、お金が一切貯まらずでした。
その反動で、築古ボロボロのアパートに住んでいたのですが今度はじめっとしていて暗い部屋で気が滅入ってしまいました。
ボロボロのアパートに2年も住んでいたのですが、2度とこのような物件に住みたくありません。
僕のように合わない物件に住んでしまうと、また引っ越ししなければならなくなり、敷金、礼金などの費用が発生してしまうとせっかく安い家賃で契約したのにコスト増となってしまっては元も子もありませんよね。
山ほどある賃貸物件で家賃を抑えながらも納得できる物件を探すには、会社まで遠すぎない駅、駅からちょっと歩くなど、妥協できるポイントを見つけていくことです。
ぜひ、ご覧の皆さんも良い物件と出会えることをお祈りしています。