確実に行ってないね。当時はスマホもネットもなかったから学校行くしかなかったけど。正直あんなにつまらない場所にスマホとネットがある時代に通わされるって刑務所に通わされてるようなもんだよな。それがわかるだけに辛いよね。俺らの頃はそれしか選択肢がなかったからまだ幸せだった https://t.co/EB1GrZFgcm
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) May 9, 2019
ホリエモンが学校なんて必要ないというのを聞きましたが、全くもって同感です。特に文系の学部だと遊んでるだけですからね。
一方で大学卒、特に新卒カードがいまだに有効なカードであるのもまた事実で、ニートを脱出してそのカードをゲットしてしまえばいいのです。
はい、これで記事終わり。としたいところですが、今回はニートをしてて、就職活動をするとき、多浪や空白期間をツッコまれるのか?やニートからならこんな大学いっちゃえばいいよというのを紹介したいと思います。
僕が就職活動を始めたのはリーマンショック後と就職内定率は落ち込んだ時期でタイミングが悪かったです。
加えて、2年ニートしていたので、他の人よりも不利な状況と思っての就職活動でしたが専門商社、ユーザー系SE等々、4社も内定を頂きました。
これは、僕の面接スキルというより、新卒という仮面があれば2年程度の空白期間はほとんど影響しないことがわかりました。
- 空白期間は就職活動に影響するのか?
- どんな大学を狙えばいいのか。
- 大学に行くのは絶対善である理由
ニートから脱出したいんなら近所のちょろい大学に入るのが一番な理由を紹介していきますので、10代後半や20代前半でニート、フリーターをしているんなら、一度大学受験してみたら?というのを書いていきます。
就職活動において、2浪ぐらいまでは面接でふれられない(大手企業を除く)
一番、気にするなるのは多浪は就職活動で不利か?ということですよね。
僕も就職活動の前に、Google検索で「2浪 就職活動 不利」「2浪 就職 影響」というワードで何度も検索したのを記憶しています。
もともと2年もニートしていたのに、今更、就職活動で有利・不利を気にするのはアホらしいだろという声も聞こえますが、一生に一度のチャンスを有効活用したいと当時は必死でした。
長くなりました。結論を言うと2浪は就職活動で影響しません。
面接で2浪のことや空白期間は一度も聞かれたことはありません。
資本金2億〜、従業員300名以上の中堅企業を狙っていたのですが4社内定をとることができました。
同期入社で4浪相当(2年海外留学)もいたので、理由があればさらなる多浪も大きな影響はしないかと思います。
ただし、人気の大手企業、これは厳しいです。
中小企業は人手不足というかまともな人がそもそもきません。
一方で大手企業はその倍率数十倍、数百倍が当たり前なので、多浪のようなマイナス要素があれば内定をもらうことは厳しいでしょうね。
よほど、ニート期間をひっくり返すような要素がなければ大手企業は狙えません。
人気の大手企業にいけないことで深い絶望をすることはありません。あなたのニート期間が1年だろうが2年だろうが、22歳でも、24歳でも採用するおっちゃんからすると大して変わらない若い大学生です。
キテレツ大百科のベンゾウさんくらい浪人していればまた別かもしれませんが、大手を除くとそこらの会社なら2浪相当は影響しないと見ていいです。
高校出て、フリーター、ニートをやっているんなら適当な大学に入って人生、ちょっと変えてみませんか?
次はどんな大学に入ればいいか紹介します。
メモ
履歴書の年齢欄はよほどの多浪じゃなければ問題ありませんし、理由があれば4浪でも大きく影響しない企業があります。
大学は文系で偏差値40中盤〜50前半を狙う
Fランク大学に入ると、就職活動に影響します。
アルファベットを書くレベルの講義をやっている大学はフィルタリングが掛かる企業があります。
足切りにならないレベルの一応聞いたことがある名前の大学、関東だと日東駒専の下位学部にすべり込めばいいのです。
日東駒専もピンキリで偏差値50台半ばの学部があれば、40程度しかない学部もあります。
採用担当からしたら、日大で偏差値58の学部でも42の学部でも気にしません。同じ日大としてとらえます。日東駒専の上位学部よりもMARCHの下位偏差値学部のほうが評価されると思いますしね。
そのくらい採用担当はざっくりとしか大学名をみていません。
努力の苦手な僕のようなニート向けの受験として、2科目受験を勧めます。
国語と英語だけで受験できる大学も多くあります。
世界史を網羅する根気がある頭のいいニートはMARCHや早慶を目指せばいいですが、そうでないなら、この2科目だけ、できれば3ヶ月勉強すれば偏差値40半ば〜50前半くらいならどこかに引っかかると思います。
現代文は一番簡単な参考書だけやりました。
英語は英単語帳、文法書のみです。
時間もないので、これだけ繰り返しやれば日東駒専の2科目受験ならどこかに引っかかると思います。
今だと、アプリで勉強できたりもしますし、そういうのを活用するのもありですね。
名前さえ書けば受かるFランク大学をやめたほうがいい理由として、自分とは人種が明らかに異なるDQNが多くて大学に通うのが辛くなるというのがあります。
コミュニケーション能力が落ちて、人と話すのができなくなる感覚ってニートやっていないとわからないと思います。そんな状態で北斗の拳の修羅の国はオススメしません。
それなら、名前を知っている人が多く、努力が少なくて済むコスパのいい大学を選ぶのがいいです。
【最重要】大学に入ることで親が喜ぶ
複数年ニートをしていると、いつまで無職で家に居続けるんだ?と親にも思われて、関係性が悪くなるかもしれません。
幸いにも僕は家族と不仲になる前に大学に入学できました。
僕の親は2年もニートしている僕に対して、何も言わずによく辛抱したなと思いますね。
無職でタダ飯食っているより、大学生という肩書きがついたことで親は安心したでしょう。
これを見ているニート・フリーターの人も大学に入れば、それが最大の親孝行になります。
下手に高校時代に猛勉強して奨学金を使って大学に入学するよりも、ニート期間を経て、やっとニートから脱出してくれた安堵感で親が大学費用を出してくれることが多いです。(周囲のニート→大学入学経験者談)
僕は文系私大の4年間の学費、交通費、お小遣いまでもらっていました。多分、600万近く使ってくれたんじゃないのかなと思います。本当に頭が上がりません。
親にとっても子供がニートではなくなって、僕としても学費の負担がなかったのでwin-winでした。
すねかじりで申し訳ない気持ちもありますが、大学に入学できたことは僕の人生で最大の親孝行だったのかもしれません。
特別な才能を持っている人以外、専門学校で週5で高校みたいに朝から夕方までキツキツに勉強させられるよりも、週休3日が実現できてしまう文系大学こそニートが進むべき道です。
就職活動で文系で狙うべきなのはメーカーのルートセールス
ルートセールスでコミュニケーション能力はいりません。
何度もいいます。学生時代のコミュニケーション能力は不要です。
極論ですが、自社が作っている商品を覚えて、販促活動するのが主ですがトリッキーなことはしません。他見積書や書類作りもルーティーンでできることがほとんどなのでコミュ力を意識するのは会社入ってからでも問題ないです。
なんでメーカーか?というと、モノを作っている会社はいろんな意味で固いです。
長年製造業を営んでいる会社はえいやでモノを上市することはなく、検証を重ねることが多いですし、石橋を叩いて渡るタイプの会社が多く、それが会社の体制にも出ます。個人の営業力に頼ったスタイルの会社が少なく、営業手法が前任からルーティン化されているところが多いです。
営業というと明るくて、話がうまくて、気が利かないとできないと思いがちですが、入社してわかることですがそんなステレオタイプの営業っぽい人はほとんどいません。
特にメーカーだと真面目だったり、素朴な人が多いイメージです。
その会社でナンバー1の営業になりたいとかじゃなくて、そこそこに仕事して生きていきたいんなら、コミュニケーション能力はそんなに必要ないです。
一方で、分譲不動産販売会社や証券会社の営業はなるべきじゃないです。
体力と精神力と運を持っている人しか生き残れません。ニートの体力と精神力なら即死なのでそもそも行くなってことです。
あと、メーカーでも体育会系のところがありますので、その辺は転職会議を読み込んで避けるといいでしょう。
僕の場合は新卒で体育会系の専門商社に入ったことでだいぶ鍛え上げられましたが、すぐにやめていく人、メンタルを病む後輩を見たのであまりオススメはできません。
サイヤ人みたいに死にかけて能力を一気に上げるやり方は本当に死んでしまうこともあります。死んだら元も子もありません。
就職先を選ぶ時にコミュニケーション能力がどれくらい必要としているのか、という視点で決めるといいと思います。
僕が広告代理店やサイバーエージェントみたいなキラキラしたイケメン・美女に囲まれるとコミュ障が発症して仕事にならないです。
深めのソファーがあって、洞窟みたいな間接照明のカフェで合コンしたりするのは羨ましいですが、人生3回やり直しても、僕はこのキラキラした雰囲気はまとえないのが30歳を超えて納得しました。
コミュニケーションに難があるニートこそ、社員の平均年齢40歳以上のおっちゃんしかいない雑居ビルに入っている会社にいこうやということです。
最後
まとめ
- ニートが人生を軌道修正するなら大学入学するのが一番簡単
- 名前は知っていて入りやすい大学を狙う
- 就職先はコミュニケーション能力で決める
10代後半〜20代前半のニートならやり直しがききます。
大学受験の何がいいかというと、入学さえしてしまえば大抵の文系学部ならニートでもやっていける程度の負荷しかかかりませんし、簡単に単位が取れるので自尊心が上がりますのでニートのリハビリにちょうどいいのです。
今の時代なら、ニートだと時間はたっぷりあるのでプログラミングスクールを受講してクラウドワークス経由で仕事を受けて、会社に所属せずに自分の力で食っていく選択肢もありだとは思います。
この記事を見て、ニートやフリーターに絶望しないでもらいたいです。
2年ニートしていても平均年収よりもお金をもらってますし、就職して7年で1000万円以上貯金ができたので、ざっくりした内容ではありますが再現性はそれなりにあると思います。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。