弟が一人暮らししていた頃、近所付き合いはほとんどなかったという。ところが結婚すると、なんやかやと野菜を持ってきてくれたり、急にご近所との付き合いが増えたという。嫁さんの社交性もあるけれど、その変化に驚いたそうな。
— shinshinohara (@ShinShinohara) August 16, 2019
東京は一人暮らしを放っておいてくれますが、その一方で一人暮らしに優しくもあります。
住んでいる街の人と繋がりはありますか?
田舎だったら良い意味でも悪い意味でも、私生活に介入してくるのがめんどくさくもあります。
しかし、住んでいる地域の人と繋がっておくことでのメリットも大きのは事実、僕を含めて30代男性が今回は人見知りでも住んでいる街で自分の居場所を作り方を紹介していきます。
最後までご覧いただければと思います。
職場はたまたま一緒の組織にいる人
これは賛否両論が分かれるかと思います。
職場は、採用された同じ年次を同期としてくくられます。その上の仙台が先輩で、さらに自分の直属の管理職が上司になります。
大学だと、サークル内で話が面白い。学部で同じ講義を受けていて気が合うなどスクリーニングしてから友達作りしますよね。
職場は、たまたま採用された人を寄せ集めただけです。
同じ目的のもと、一緒にする作業も多いのでその中で友情が生まれることは多々あります。
ただ、しょせんは偶然の産物ですので職場の関係では仲間、交友関係を欲しているのならば満たされないのではないでしょうか。
公開イベントに行って、リハビリがオススメ
公開されたイベントに来る人は人と繋がりに来ているので仲良くなりやすいです。
そういうところだと、人見知りな人でもみんなの輪に入りやすい配慮をしてくださっている主催者の方が多いので、知らない人と話す練習になるのはオススメです。
朝活、読書会、もくもく会あたり、生きやすいイベントをFacebookやmeetupで探してみるといいでしょう。
人のイベントに参加していると、自分でイベントをしたくなって、主催者となりみんなの輪を作る存在になることがあります。そういう人の成長が見ることができるのも楽しいですよね。
いろんなイベントに参加して、コミュニケーション能力を高める練習になります。
注意
ただし、この手のイベントはネットワーク商法、保険営業、宗教の販促・布教活動の隠れ蓑にしている場合があるので注意はしておきましょう。
住んでいる地域で居場所を作った方がいい理由
何かあったとき、すぐに話ができる人がいた方がいいからです。
物理的に近いのが一番です。
スマートフォンで、LINEで、SNSで繋がれる時代ですが家を出て10分で会える距離には勝てません。
重めの仕事で疲れた、人間関係でめんどくさいことになったときに吐き出すための場所や人はあった方がいいです。
親が同居していればいいですが30代以上の独身男性だと、すぐに何かを話せる人がそばにいることは少なくありませんか?
相談できる、話せるところがあると落ち着きます。心が持ち直せます。
地域で知り合える場所
では、どこで同じ町に住んでいる人とであるのでしょうか。
町内会にでも入らないといけないのかと思いますが、そんなことはありません。
それに町内会の青年会は、青年会といいつつ年上の方が多いのでちょっと気が引けますよね。
気軽に行けて、地域のお店、人と繋がりやすいところを紹介していきます。
バー
地域にある小さいバーがオススメです。できれば老舗すぎないところがいいですね。
いないと思いますが、銀座に住んでいて銀座にあるオーセンティックバーはやめましょう。
そういうところは、バーという空間を楽しむための場所なのでラフに友達作りに行くと出禁までいかなくとも、冷たくあしらわれることがあります。
最寄り駅がローカルであればあるほど、地元も人に愛されて、その中でバーテンダーさんがお客さん同士を繋げてくれるお店も少なくありません。
なんで老舗すぎないところがいいかというと、すでにそのバーでのコミュニティーみたいなのが出来上がっていて、店と常連がベタベタで中に入り込めないバーもあります。
お客さんに居場所を提供してくれるバー、1軒ぐらい行きつけがあってもいいかもしれません。
千歳烏山にこじんまりとしていますが優しく受け入れてくれる素敵なバーがあります。下記記事を参考にしていただければと思います。
立ち飲み屋居酒屋
意外といいのが立ち飲み屋さんです。
軽く1杯引っ掛けて短時間が帰るか、店内で野球を放送しているのを見ながら、中継の話をしているイメージです。そういう店も多いですが、そうでないお店も増えています。
店内はオシャレな内装で、お通しなしで気のきいたおつまみを出してくれるお店なのに、立ち飲み居酒屋です。スタンディングバーといった方がいいかもしれません。
そんなオシャレな立ち飲みですが、若い人も多く、飲んでいるとなんでか絡まれてLINE交換していて、後日別の店で飲みにいくことになりました。
同じ地域の友達ができますし、何よりコスパがいいので、オススメです。
カルチャースクール
区民会館でカルチャースクールがあります。カフェ独自にやっていることもあるそうです。
これが中高年に人気らしくて、今だと講座によってはすぐに満員になるそうでカルチャースクールに入るのも難しいと聞きました。
年齢層は高いかと思いますが、僕はビリヤードのカルチャースクールがあって、格安なので友達作りという意味だけでなく、ビリヤードの技術を身に付けたくなりました。
ボランティア活動
ゴミ拾いの地域ボランティアに参加してみると、自然と会話が生まれます。
最悪、会話が生まれずに友達ができなくともゴミ拾いという良いことをした満足感はあります。
ボランティアのように誰かのために何かをする活動をしている人は、基本的に器が大きいというか、他人を受け入れてくれる人が多いので仲良くなりやすいです。
SNSでコミュニティを探す
SNSで同じ地域のイベントを探すのが一番手軽で早いかもしれません。
ただし、同じ地域ではない人もいるごった煮状態だと、同じ地域の人と繋がれない可能性があるので本来の目的とはずれてしまうかもしれません。
最後に
まとめ
- 地域の人と繋がることで精神的安定がある
- イベントに参加してコミュニケーション能力を向上しよう
- バー、立ち飲み、習い事など知り合える場所はたくさんある
年齢を重ねてから社交性を身につけるのは難しいですよね。
最初に話しかける一声、それを出せるようになれば大したものです。
見ず知らずのイベントに行ってみるのは、その声かけをする練習なのです。
一度、話しかけて会話が成立して、友達になる成功体験ができれば十分な社交性を持っていると自分を褒めましょう。
そんなあなたなら、自分の地域でも居場所を作るのも難しくありません。
もちろん、最寄り駅付近や住んでいる地域で居場所を作る必要がない人だっていますし強制するつもりはありません。
仕事や大学時代の友達以外でも、何かを話したり、共有できる誰かが欲しくなったらぜひ、上記のような場所に足を運んでみるのもいいと思います。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。