在宅勤務の取り組みが急速に拡大する中、人々の働き方や生活の変化はなぜかトップスだけ売れ行きが好調だったり、アルコールのネット販売高が243%も増加したりといった形で表れてきています。そんな中、アメリカ全土を対象とした調査により、一部の州では「労働者の半分近くが在宅勤務中にアルコールを飲んでいる」ことが分かりました。
新型コロナ在宅勤務で「アルコール依存症」が激増する危険がある(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
感染症とアルコールの摂取というのは、関連がある。 1918年3月、スペインかぜの症例が米国で最初に報告された。その後、2年間でインフルエンザは米国全土に拡大した。パンデミックが終息するまでに、米国で
2020年4月14日現在、新型コロナウイルス感染拡大防止するために、不要不急の外出を自粛となっています。
人と会いたくても会えないことや、家でとじこもって仕事をしなければならないストレスからお酒に走るケースが増えているとのことです。
孤独を紛らわせるために、お酒を飲む気持ちはわからなくはないですが新型コロナウイルス感染で死ななくても間接的に新型コロナウイルスに命を削られるのは見ていて辛いです。
今回はそんなアルコール依存の危険性と新型コロナウイルスによる自粛でどうなっていくかを書いていきます。
米国では在宅勤務者の1/3がアルコールを飲みながら働いている
アルコール依存症患者の支援団体Alcohol.orgは、アメリカ人労働者3000人に対する調査の結果から判明した、「在宅勤務中に飲酒している人の割合」を発表しました。これによると、対象となった労働者の32%が「在宅勤務中に飲酒したことがある」と回答したとのこと。
Gigazine記事より引用
仕事が終わってからお酒をたしなむのではなく、お酒を飲みながら仕事をしているのも驚きですがその経験をしたことがある割合がなんと約1/3というのも衝撃です。
確かに海外ドラマのSUITSではオフィスでスコッチをストレートで飲んでいるシーンを見たことがありますが、体質的にお酒に強いのもあるのかもしれません。
それを考えても、お酒を飲みながら働いて問題が起きないのか心配になります。
35%が「自主的な隔離中には、平時よりたくさん飲酒しようと考えている」と答えており、22%は実際に「アルコール飲料を備蓄している」ことも分かりました。
Gigazine記事より引用
外出の自粛がストレスが溜まるのかアルコール摂取量が増えるようです。
孤独をまぎらわせるための飲酒はアルコール依存を増やす
新型コロナウイルスに感染しないために平日はテレワークでパソコンでのやりとり、休日は外出の自粛で1日中家にこもりっぱなしとなり、人と接する機会が著しく減った人も少なくありません。
寂しさをまぎらわせるために、毎晩お酒を飲んでソファーで寝落ちする人もいるのでしょう。
在宅勤務・テレワークという今まで経験したことがないストレスのかかり方をして、アルコールに依存してしまう人が出てくるのもうなづけます。
誰しもが強い人間ではありません。何かに頼りたい、それがお酒だったという人もいるんだと思います。
アルコールは常習性があるので平日は飲む曜日を決めよう
アルコール断ち、辛いですよね。
僕も一時期は毎晩飲んで、意識を失うように眠って、朝起きると二日酔いということが多かったです。
そういう日々は続くと、飲まないでおこうと思っても、夜になるとビール1缶だけ・・・となってまた深酒をして翌朝起きて罪悪感を感じるのです。
完全に断酒するとそれ自体がストレスになります。
在宅勤務・テレワークのストレスに加えると、逆効果になりかねません。
僕の場合は平日の中日の水曜日と週末の金曜日だけ飲むのはOKとしています。
おやすみのうちの土曜日はZoom飲みをします。Zoom飲みがなんだろうと思う方は下記記事をご覧ください。
水曜日、金曜日、土曜日飲んだとしても週のうちの半分以下です。
3月はほぼ毎日飲んでいましたが、これはまずいと思って、曜日限定でお酒を飲むようにしたら身体の方も朝のだるさが少なくなり、寝起きがよくなりました。
完全にお酒を断つのではなく、減酒をしてほどよい距離でお酒と付き合うくらいだったら、アルコール依存症まではならないんじゃないでしょうか。
最後に
僕はお酒が好きですし、ほろ酔い気分になった感覚も楽しいです。
一時期は毎日酒浸りになるほど飲む生活にもなりましたし、前職だと平日はほとんど先輩と飲みにいっていました。
それではそれで楽しい日々ではあるのですが、ずっと続けていくといつか身体を壊すんじゃないかという恐怖が胸の奥にいつもあって、今年から生活改善の1つとして、お酒を飲む曜日を限定することにしました。
そのおかげもあって、体調が前よりもよくなりましたし、夜、家に帰ると衝動的に飲みたくなるようなことも少なくなりました。
特に新型コロナウイルス騒動以降はテレワークとなったり、通常と異なる働き方、休日の過ごし方となっているため、お酒との付き合い方はより一層気をつけるようになりました。
お酒を飲む楽しみを知っているからこそ、アルコールに溺れすぎないように注意しながら、お酒もほどよく楽しんで私生活を壊さないようにしましょう。