固定費で一番比率が高い家賃を抑えるのは大事。
でも、悪い条件の物件を引いてパフォーマンスが落ちるのは避けるべき
家賃2万円の風呂なしでボロボロ、最寄り駅からバスに乗って20分みたいな物件だと、家賃が安かろうとも、身体や時間に負担がかかるのでやめるべきです。
やめるべき物件
- 築古すぎて、住んでいてつらい
- 会社から遠すぎる
- 風呂がない
こういうのは、避けたほうがいいです。
快適な条件を挙げるとなると今度は家賃が高くなりすぎるので、どこまで譲るかが大事です。
新宿勤務なら笹塚から徒歩5分の場所の1K、30㎡、築浅、風呂トイレ別、宅配ボックス付きなんてなると家賃10万超えたりしますからね。
それだと身体も心も快適で時間も作れるかもしれませんが、今度は投資に使うはずの入金力が低下してしまいます。
1R・築浅・職場まで1時間圏内・家賃5万円代だったらどうですか?
狭いけど部屋がきれいで会社までもそこまで遠くない。
9時出社の会社なら、8時に家を出れば着きます。
なんでこの条件がいいのか、家賃を抑えながらも、自分のパフォーマンスや時間を大事にする物件選びの仕方を具体的な物件を見ながら紹介していきます。
築古のボロ物件は精神を病む
これは、築45年 風呂トイレ共同の1Rに住んでいた実体験からですが汚い、古い、設備が乏しい部屋は精神的につらくなります。
入居時に畳はきれいに張り替えられていたのが唯一の救いでしたが砂壁で電気をつけても部屋がどんより暗いです。
仕事で疲れて帰ってきて、ボロボロの狭い部屋に1人でいると悲しくなります。
これが大学生で時間がたっぷりあって、お金がなくても工夫でしのぐことができるかもしれません。
でも、仕事でミスをして詰められて、帰りの電車の中で涙を流しながら帰宅する状況で、ついた家はボロ部屋だと悲壮さが増します。
東京だと築古物件は安いですが、それでも下がり幅にも限度があります。都心に近いとなおさらです。土地が高いんです。
それなら築浅で部屋や風呂トイレが狭い物件を選んだほうが精神的満足度が違います。
会社の近くに住むことで時間の節約になる。
会社まで電車で1本だけど、その駅から自宅までバスで20分みたいな物件はやめましょう。
駅近だと高いですが、最寄り駅からバスに乗らないといけない場所にあるアパートは総じて家賃が安い傾向にあります。
駅からちょっと遠いですが徒歩15分の場所だと安い物件がある場合が多いです。
会社に行く時間が短縮されるのと休日だって駅周辺で買い物したり、カフェで勉強したりを考えたら最寄り駅から歩いて行ける時間的なメリットは大きいです。
↑の築古物件をやめろといったときと重ね重ねになりますが、部屋の広さは捨ててください。
駅までちょっと遠いけど歩いていけるけど、きれいで狭い。ここが落としどころです。
職場が新宿だとどんな物件に住めばいいのか。
下井草 1R 9.09㎡ 徒歩7分 5.3万円(管理費込み)
2019年に建った築1年の物件なので、内装はきれいでバスタブはありませんがシャワーブースです。
下井草駅徒歩7分と好立地、新宿駅までは30分弱なので職場まで1時間圏内です。
9㎡とかなり狭いですが、僕が上記で言っている広さを捨てて築浅かつ会社まで近い条件通りの部屋です。
DOOR賃貸だとコスパのいい物件が沢山紹介されています。
下記よりあなたにあった物件を探してみてください。
高円寺 1R 10.66㎡ 徒歩8分 5.8万円(管理費込み)
ここも↑の下井草の物件と同じく2019年に建った築1年の物件、バスタブなしのシャワーブースのみです。
中央線の高円寺まで徒歩8分、新宿の職場にも中央線で1本、プライベートでも高円寺なら良いお店がたくさんありますし、阿佐ヶ谷まで歩いてもいいですね。
僕が新卒で家賃補助がなかったら、この物件に住みたいなと思ってみていました。
ただ、高円寺に住むと遊んでお金を使いすぎて、家賃を抑えた意味がなくなる可能性ありです。
僕の友人も高円寺で家賃4万円前半のワンルーム築古3点ユニットバスに住んでいましたが、家の居心地がよくないので夜は居酒屋で過ごしがちで家賃よりも飲み代のほうが高くなったとのことでした。
探せば、必ず自分にあった物件がある
あなたは何を重視しますか?
- 会社までかかる時間
- 部屋の綺麗さ
- 部屋の広さ
- 風呂・トイレ別
- 宅配ボックスあり
- オートロック付き
- 最寄り駅の路線数
- 趣味で取り組んでいる施設の近さ
様々な要因の中から、いらないものを捨てていく作業が物件を選ぶ上で大事です。
築浅、部屋が広い、駅から徒歩5分、宅配ボックスあり、オートロック付きなど、条件をつければつけるほど高くなります。
本当に大事なものが何か、自分と向き合って、削りに削ってこだわりぬいた家は持ち家じゃない賃貸だとしても愛着が湧くはずです。
納得しない賃貸契約だと1年もしないうちに引っ越ししたくなり、2年以内の契約解除にかかる違約金、次に引っ越しする物件の仲介手数料、敷金、礼金、引っ越し費用がかかってしまいます。
ベストは気に入った物件に長く住み続けることです。更新料がかかっても、長く住んだほうが割安になります。
DOOR賃貸だとコスパのいい物件が沢山紹介されています。
下記よりあなたにあった物件を探してみてください。
最後に
まとめ
- 築古は病むので狭くても築浅物件がオススメ
- 最寄り駅からバスに乗らないといけない物件はやめる
- 築浅、狭い1R、会社まで1時間以内、5万円代を狙おう
家を選ぶゆずれない点を決めてから家探ししましょう。
最初の1人暮らしで築古物件は本当にオススメしません。
新卒で新しい環境というだけでストレスが多いのに、テンションがガタ落ちするような部屋は絶対にやめたほうがいいです。
僕も転職したててで砂壁の築40年以上の物件に住んで、2度と築古物件には住まないと決めましたからね。
これも住んでみないとわからない経験ですが、賃貸選びに失敗すると引っ越しにかかる諸費用で2~30万円はかかり、20代で年収300万円そこそこなら手取り1/10にの金額にあたり、痛手が大きすぎます。
僕としては例を出した、築浅、職場まで1時間以内の5万円代ワンルームが価格と家での生活の質のバランスが取れていると思います。
都心勤務で賃貸物件探しの参考にしていただければと思います。