2020年夏頃、金(ゴールド)価格が急上昇して注目を集めました。
僕も金投資をして、資産を増やしたなんて話を取引先の社員さんから聞いたぐらいでした。
うらやましいですが、高値掴みを避けるためにその時は追っかけて購入することはしませんでした。
当ブログは米国株で稼ぐ、富裕層になる目標はありますが、米国株だけではリスク分散という観点では弱いです。
株の市場がぶっ壊れる=死
というわけですから、株と逆に動く資産をポートフォリオに加えておくべき、それには金がいいです。
金投資をオススメする理由
- 株式価格と逆相関で値動きする
- 金自体が希少性が高い
- インフレリスクにも強い
金という資産を持つべき、理由を2021年2月の株式の市況も鑑みた上で解説していきます。
金投資って何?という方でもわかりやすく解説しますので最後までご覧いただければと思います。
金は株と逆相関となり価格が抑えられている
金価格ですが2021年1月29日現在 ¥6,851/gとなります。
2020年8月に7000円台になって以降、株価は上昇しているのにも関わらず、金価格自体は低調、下落傾向にあります。
株は割高傾向にあると逆相関に値動きする金価格です。
今後、株価がどこかで下落局面になった時に逆相関で金価格が上昇する可能性があります。
株式が暴落した際に、指を加えて資産が減っていくのを青ざめながら見るのではなく、逆に動く資産を持っておくことで資産を守ることにもつながります。
そして、今、金価格が割安だと思うのならば仕込んでおくのがいいと思います。
金価格は年々、上昇傾向にある。
2016~2019年まで金価格は4000~5000円台で推移しており、若干の価格の上下はあったとしても大幅な値動きは少なかったです。
2019年後半以降は金価格が急騰し、2020年夏には1.5倍、7000円台まで上昇しています。
長らく価格の変動が少なかったのにも関わらず、ここ1~2年での金価格の急上昇を加味して考えると現在の金価格が高いという見方もできます。
金は希少、地球上に残された金はプール1杯分しかない
現在、金の地中の埋蔵量は5万t前後と言われており、プール1杯分程度しかない計算となります。
金の年間採掘量は3000tとなっており、計算上17年もしないうちに金が枯渇してしまいます。
また、人間が採掘に行くことが困難とされている場所に埋蔵されていることも考えると、金が枯渇するスピードはもっと早いかもしれません。
希少性という観点から見ると、株価が下落した場合の逆相関としてリスク回避のために持つだけでなく、そう遠くない未来に枯渇する希少ゆえに価格が上昇する可能性があります。
暗号通貨でもっとも有名なビットコインも複数の半減期を経て、発行量の上限が2100万ビットコインと決められており、金と同様な希少性があるのでデジタルゴールドともいわれています。
上限があることで、資産性が担保されていると考えることができます。
金を買うならGLDM・IAUがオススメ
現物の金を購入して手元に置いておくと盗難や紛失の可能性があります。
金のETFならば、紛失の心配もいりませんし、値上がりして売却したい場合でも容易に行う事が出来ます。
GLDM・IAUという中・長期の投資に適した経費率が低い金に投資できるETFがオススメです。
ドル建てとなり、為替リスクがありますが手数料の低さから見ると優良な投資商品です。
長い期間、金を買い続けるのならば極力経費がかからない・積み立てやすい投資商品を選ぶべきです。
SBI証券では米国ETFの自動積み立てが可能です。以下よりSBI証券の口座開設が可能です。
金の未来は明るい
2021年1月現在、株価が上昇、仮想通貨も一部を除けば急騰している状況にあります。
また、2020年のコロナショックでは株価の下落と同様に債券も下落しています。
株高、仮想通貨高の中でどの投資商品が割り安で仕込むべきかと問われれば金ではないかと思います。
仮に株価が下落しなくとも、今後、金の埋蔵量は年々減っていき希少性が上がることで値上がりも期待できます。
最後に
まとめ
- 株と逆相関で値動きする金は分散投資にもってこい
- 埋蔵量に限りがあり、希少性で値上がりする可能性あり
- 現物以外で保有可能、ただし、通貨リスクあり
今買うべき投資商品はなにであるか常に考えるべきです。
とはいえ、株高傾向にあるからといって、株への積み立てを減らしたりすることなく、決まった金額をコツコツ積み立てるべきです。
余剰のお金があり、投資に充てることができるのならば金を購入することを検討してみてもいいと思います。
ただ、金は株や債券と異なり、配当が出ないため、純粋なキャピタルゲイン狙いのみとなります。
株や債券のように価格の変動がないとしても配当金、日本株だと株主優待が出るので長期間だと着実に利益を積み重ねることができます。
僕としてはポートフォリオの一部、10%前後は金にしても問題ないかと思っています。
特に今のような株高傾向にあるのならば、今後の暴落局面を予測して、金を仕込んでおいた方がいいかもしれません。