いくらあればFIREできるんだよ!1000万円?無理無理、2000万円ならできますか!?
今回は2000万円でFIREする方法を紹介します
なにせ、2021年2月現在の僕の資産が1900万円オーバーで2000万円まであと少しです。
自分が今の資産でFIREするとするならばどうするのか真剣に考えてみました。
2000万円FIREまでの道筋
- 利回りの高い投資商品を購入
- 無駄な支出を徹底的に抑える
- 適度に働く必要あり
厳しくもあり、現実的な着地点なので今後FIREを目指したい人にとって参考にしていただければと思います。
2000万円だとサイドFIRE
資産が2000万円ですと、その資産を運用するのみでは生活できません。
- 独身
- 実家暮らし
のような属性ならば、実家にお金を入れるお金がメインなのでFIREを実現できるかもしれません。
どこかに賃貸住宅を借りて、光熱費、食費などの支出をすべてまかなうとなると2000万円を運用益のみで生活するのは難しいです。
そのため、2000万円の投資益+週に何度かの必要最低限の労働をするサイドFIREならば可能です。
※サイドFIREとは生活費を不労所得で、足りない部分を必要最小限の労働でセミリタイアすることです。現役時よりも働く時間を減らし自由な時間を増やす生き方です。
生活費>配当金+最低限の労働
このような形でFIREを実現するしかありません。
どのような条件なら2000万円でサイドFIREできるのでしょうか。
条件①:2000万円で高配当株式を全力買い付け
資産2000万円を利回り5%の高配当株を買い付けして、年間100万円(税引前)です。
8.3万円/月(税引前)です。
債権や米国ETFのVOOのような商品だと利回りがせいぜい2%なので、FIREから遠のいてしまいますので、株式でFIREするならば必然的に全力で高配当株式を買うことになります。
当然、高配当株式は2020年コロナショック後の米国高配当ETFのSPYDのように株価が下がったり、減配するリスクもあります。
キャピタルゲインを含めた上昇幅でいうと、S&P500に劣ることも少なくありません。
そこらを留意した上で高配当株を買う必要があります。
FIREをするためのキャッシュフローを増やすために米国高配当株式を買うなら、SBI証券がオススメです。
米国ETFを積み立て可能なのはSBI証券のみです。
より資料請求・口座開設可能です。
条件②:独身
家族がいると、シンプルに支出が上がるためです。
2000万円の資産から出る運用益だと支えきるのは難しいため独身が好ましいです。
この限りではないのは、ともに配偶者が最低時間働いてたお金を家計に入れてくれて、子供がいないのが条件になります。
子供がいるとオール公立でも大人になるまで2000万円かかるとの試算もある通りで、もしも私立中学に受験するなどの出費があると耐えきれないかもしれません。
家族で暮らすともなにか起きるリスクも含めて考えると、1人でいれば自分が我慢すればいいのでなんとかなります。
余裕のあるFIREではないので、独身のほうがいいでしょう。
条件③:週3回x5時間の労働
1013円(東京都最低時給)x 3回/週 x 5時間 x 4週間
= 6万円 / 月
最低限、この程度働く必要があります。
配当金の約8万円を足すと14万円/月です。
FIREするのに、1週間のうち過半数以上の4日~働くなんてFIREする意味がありませんよね。
なので、週3回、それも無理のない5時間程度に収めます。
残りの4日は休みなので自由にできます。
条件④:支出を極限まで減らす
条件③の通り、配当益+収入が14万円しかありません。
そこに収まる金額で生活しなければなりませんが、都心に住まない限り、都内でも23区外で場所を外せば、家賃が5万円以内でそこそこ築浅の物件はあります。
残り9万円でつつましく生きるほかありません。
地方にいけば家賃安いからソッチのほうがいいんじゃない?と思うかもしれませんが、地方だと同じ労働でも最低時給が800円台のところも多いです。
東京の僻地よりも家賃が半額になれば別ですが、アルバイト先が多い地方都市だと、そこまで大きく家賃が変わらないとも思います。
それならば、東京の都心から外れた家賃が安い場所かつアルバイト先が多いところを選ぶべきです。
この記事を書くにあたって、色々賃貸物件を見てみましたが、
- 八王子市
- 築15年以内
- 12平米と狭いワンルーム
- 風呂トイレ別
- 駅まで徒歩25分
これで3万円台の賃貸物件がありました。
それだと、14万円ー3.5万円=10.5万円使うことができますから生活が若干ですが楽になります。
2000万円のFIREは楽ではない
↑の条件を見て、2000万円でのFIREは想像する経済的自由で何不自由しないようなFIREとは相当かけ離れた生活であると思います。
特にコロナな2021年2月現在だとアルバイト探すことやアルバイトをして人と接触すること自体がリスクでもあります。
5000万円以上の資産があれば、FIREしたとしても配当益だけで生活できるかもしれませんし、年末の年賀状配りなどのちょっとしたアルバイトをするだけでも十分だとも思います。
最後に
まとめ
- 2000万円を投資するだけで経済的自由は得られない
- 労働を一定するサイドFIREなら資産2000万円でも可
- 様々な条件、我慢を強いられるので実現するのが困難
想像するような、朝スタバでキャラメルマキアートを飲みながら、2000円のランチを食べて、夜は趣味の仲間と飲みにいくような自由な生活とは程遠いのが資産2000万円でのFIREです。
資産2000万円でもFIREしている人はいて、コストの安い海外で生活しながら時々日本で働いてという生活を5年以上していますが資産は減っておらず、むしろ株高で増えているとのことでした。
思ったよりも仕事はどこにでもあるし、コスト安く生きていくこともできるし、助けてくれる人だっています。
ガツガツ稼いで投資して7000万円貯めてFIREする生き方と別に、低資産でFIREを実現するような生き方も増えていくはずです。
土地建物がほぼ無料の地方移住で、リモートで少し仕事するだけみたいな生活は今後増えていくんじゃないかと思います。
ガツガツ働く価値観みたいなものは今後薄れていくはずですし、コロナよりリモートでの働き方が今後も継続されていくと思われます。