ニートすべきかどうかと問われると、ニートをしない人生が間違いなくいいです。
精神的・肉体的な障害、病気がない人がニートになる理由として
- 学校でいじめられた
- 社会に馴染めない
- 勉強についていけない等々
理由は様々ですが、ネガティブな理由しかありません。
ごく一部に地主系で生計を立てている実家が太い人がいますが例外でしょう。
ニートは自己肯定感が圧倒的に低くて、会社員としてやっていける自信がない人が多いです。
ニートが経済的自由を得て、好きなことをして生きていくのを夢みてはいけないのでしょうか?
ニートにならず、高学歴で大企業の会社員でも何千万円という資産を作るのが無理なのに、ニート風情が投資でアガれるはずないと思われるのをひっくり返したいという思いがあります。
ガチニートから会社員、投資をして30代半ばで1900万円築いた僕が考えるニートが投資をして経済的自由を目指すのがいい理由を紹介します。
1年間営業成績未達のニートでも資産形成できる
僕は仕事ができません。
悲しいくらいできないんです。
26歳の時に専門商社で営業職として中途採用されました。
1年間の勉強期間ののちに、法人向けのルートセールスとして営業デビューをしました。
先輩から引き継いだお客様先を回り続けた1年間、1度もノルマを達成できませんでした。
結果、営業を外されて別営業所に異動となりました。
自己評価が低いだけでなく、能力も低い元ニートなんです。
現在は内勤の仕事をしていますが、仕事が遅いので毎日21時くらいまで事務所で最後まで働いています。
会社には評価されず、役職は後輩たちに抜かれていきました。
会社員としてのスペックが低い僕でも、支出を減らしてインデックスファンドを買っているだけで1900万円と同世代でもトップクラスの資産を築けました。
会社員としての能力と投資は別として考えましょう。
資産形成の種銭を作る
ニートにとって一番難しいのは働く先を見つけることです。
この日本ですが、一度レールを外れると、新卒じゃない。職歴がない。とことごとく採用されません。
なんで空白期間あるんですか?なんて質問自体ハラスメントとしか思えません。アホかと。
働く気持ちになって、あなたの会社で働きたいのです!
と自分の時間をかけてその会社まで出向き、手間をかけて履歴書と職務経歴書を書いていること自体、褒められても上から目線で非難される理由がわかりません。
企業からニートに向けられる目線はともかく、投資する種銭を貯めるための就職と割り切りましょう。
正社員になるのがオススメなのは首を切られにくいからです。
僕みたいに1年間未達のポンコツ営業でも、何かしらポジションがあって何とかやっていけます。
ニートに就職実績があるDYM就職ならば、ニート就職の経験があるので相談してみるべきです。
DYM就職をオススメする理由
- 正社員のみ、就職率96%
- ニートが不安な書類選考なしで面接に行ける
- 非正社員から正社員への就職に強い
まずは登録を。どういう仕事ならなんとか続きそうか相談してみましょう。
正社員の就職が難しいならば、派遣だと月収30万円のコールセンターがありますし、アルバイトで月15万円稼げれば十分だと思います。
ただ、ここで働いたとして、実家を出て1人暮らしをするべきでない理由を次で解説します。
極限まで支出を減らすため、実家にいよう
手取り10万円でも、支出がゼロなら10万円全て使えます。
全てのお金を投資できます。
ニートは家族からの期待値が絶望的に低いので、働くだけで喜ばれます。
なんならコンビニバイトで赤飯が出てくるレベルです。
毎月家に10万円、家賃・光熱費・食費を入れなさいと言われる家も少ないので、実家にミニマムなお金を入れましょう。
僕はニート時代1日500円、月15000円入れていました。
当時の手取りが14万円でしたが外食で出たお金を入れても毎月10万円以上貯まっていました。
問題は地方に住んでいて、就職で上京してどうしても1人暮らしをしなければならないケースです。
その場合に狙う会社は
- 社員寮、社宅つき
- 家賃補助がある
- 家賃が低めの地方都市にある
ニートが入れる会社で家賃補助があるところは少ないです。
最近だと大手企業でも社員寮・社宅が少なくなっています。
九州や東海のちょっと大きめの地方都市だと家賃が都内よりもはるかに安くて、車が必要ないのでオススメです。
極限まで支出を減らすとタイトルにしていますが、間違っても食費を削りすぎないでください。
見切り品のお刺身、牛肉を買うような節約はいいですが、パンの耳やカップラーメン1個で1日過ごすような生活は絶対にやめてください。
健康はお金で買えませんので、無理のない範囲で食費は削りましょう。無理しすぎると死にますので。
目標は毎月10万円の積み立て投資
毎月10万円の積み立て投資を10年間、年利6%の上昇を加味すると1600万円オーバーです。
S&P500の平均パフォーマンスが6%を超えているので、年利6%としましたがコロナショックの下落局面で仕込めたり、逆に高騰時に仕込むこともあるので一概には言えません。
1500万円の金融資産があると、アガリが見えてきます。
1500万円を全力投資して年利6%あるならば、理論値上ですが年間で90万円(税金考慮せず)もの上昇が見込めます。月換算で7.5万円と大きな金額になります。
実家暮らしならば増えていく資産と週3回のアルバイトでも十分生活していけますよね。
金融資産の増加と不足分を補う労働をサイドFIREと呼ばれますが、それならば10年で達成できます。
僕の場合は会社員になって10年で1900万円貯めたのを考えると、毎月12万円の積み立てを10年で到達できます。
2000万円弱と遠い金額に感じますが、こうして数字に落とし込むと10年で達成できるビジョンができませんか?
最後に
まとめ
- 投資するための仕事探し
- 家賃を極限まで減らして支出減
- 毎月10万円の投資で資産形成
できそうな仕事を見つけて、支出を減らして、投資にお金を割く。
ニートにとっては仕事を見つけるのが一番ハードルが高いです。
世の中、捨てたものじゃないのは、一生懸命、就職活動をしたり、アルバイトをしていると誰が声をかけてくれたり、救いの手が差し伸べられたりということがあります。
僕が以前勤めていた会社をやめると言った時は、友達から会社にこない?と誘ってくれましたからね。
結局、その会社にいかず、今の会社に入社しましたが、行動を起こすことでマイナスはありませんから、まずは動いてみるのが大事と理解しました。
会社に勤めるのが目的ではなく、資産形成をして経済的、金銭的アガリをつかむことです。
仕事を何にするかで動けなくなるんなら、近所のコンビニで時給の高い早朝や深夜のアルバイトをはじめてみましょう。
そこから投資をはじめて、気持ちが乗ってもっと投資したいとなったら正社員の就職活動や派遣会社に登録してもいいでしょう。
もっと軽い気持ちで働く、投資するのがニートにとってはいいんじゃないかと元ニートとして思います。