杵築FIREの良さや5年で1000万円を貯めてFIREする方法についての記事を上記で書いたので見ていただければうれしいです。
最近だと、大分県杵築市でFIREしている人がちらほら見られ、そんなセミリタイアした人たちで飲み会やイベントをしているのを見ます。
杵築でFIREをしている人が存在しているにも関わらず、まだまだ広がらない理由はなんでしょうか?
この記事を読んで欲しい人
- 5年でFIREしたい
- FIREしたいけど、生活費が尽きないか不安
- 杵築は将来にわたって家賃が安くあり続けるのか
今回は杵築でFIREできない、したくない理由を紹介していきます。
毎月給料が振り込まれる生活から抜け出すのが怖い
FIREするのが怖い1番の理由は毎月の給料がなくなる不安ではないでしょうか。
会社が倒産しない限り、一般的な正社員なら毎月20万円そこそこ振り込まれて、それで家賃、光熱費、食費を払って生活します。
それがゼロになったとしたら?今ある貯金を切り崩していかなければなりません。
通帳の数字が刻一刻と小さくなっていくのはストレスに感じるし、今までは給料日や月末にちょっとした贅沢で外食していたのにも行く気持ちがなくなります。
大分、杵築に魅力を感じない
杵築は都会ではありません。
東京23区や大阪、名古屋、福岡のような大きな都市のすぐそばに住んでいると杵築は不便に感じるでしょう。
都会で暮らす生活に慣れていると杵築は物足りないでしょう。
病院が多くない
都会のように専門医や電車に乗りさえすれば大きな病院がいくつもあるなんてことはありません。
若いうちや健康なうちは病院に頼らないでいいかもしれませんが、すでに病気がちだったり、病気になっても不思議じゃない高齢になっていたとすれば不安になります。
東京・大阪に行くのに飛行機を使わなければならない
大分から博多まで行って新幹線というのも1つですが、乗り換え含めてめんどくさく、時間もかなりかかります。
東京や大阪など、遠出する場合は大分空港から飛行機で行かなければなりません。
新幹線や電車も手間ですが、天候で欠航になる飛行機もなかなか曲者です。便の数も羽田、成田、関空発から比べれば少ないですし、交通の便はあまり良いとは言えません。
家賃1万円いつまで続くのか不安
コロナ移行、テレワークが増え、オフィスに通う必要ゼロの企業すらあります。
そういう方は都内で狭くてボロいワンルームに5万円払うよりも、杵築で1万円のそこそこ綺麗なワンルームに住んだ方が生活の質は上がるでしょう。
FIREをして杵築に移住している人もtwitterやブログでちらほら見るので、杵築家賃1万円勢は確実に増えています。
需要が増えれば、価格は上がります。
杵築=FIREの聖地
となると、いずれ家賃は上がる可能性があります。
資産1000万円でセミリタイアできるのか
S&P500の平均利回りが6%そこそこ、1000万円全てをインデックスファンドとして年間60万円(税引き前)です。それもあくまで平均値、景気が悪化すると資産はマイナスする可能性が高いです。
それを考えると、生活費不足になる必要があります。月5万円あれば、家賃1万円の杵築ならギリギリやっていけるかもしれません。
絵に描いた餅で、生活費がギリギリの試算だといずれ崩壊する可能性があります。
景気の悪化、物価上昇、病気など、何かが起きると簡単に崩壊してしまう1000万円という心もとない金額です。
資産が少なくとも、杵築でFIREするには
S&P500の平均利回りが6%そこそこ、1000万円を全額インデックスで運用したとしても年間60万円(税引き前)
月に5万円未満の収入しかありません。家賃1万円ならかろうじて生活はしていけるでしょう。
しかし、景気の悪化や大きなお金がいる事態になった場合は?
フルでFIREするのは難しいので、何かしら仕事や副業をしながらのサイドFIREが現実的です。
クラウドワークスなら杵築に移住した後でも在宅でできる仕事がたくさんあります。
簡単なライティングから自分のスキルを活かした仕事までさまざまありますのでまずは会員登録してみて、どんな仕事があるのか探してみましょう。
最後に
こんな方におすすめ
- 都会から杵築への移住は要検討
- 完全なFIREを低予算でするのは容易ではない
- 副業をしながらならFIREできる可能性あり
FIREの聖地杵築は注目されつつあり、また杵築でFIREした人同士で繋がっているのも見ると、杵築はFIREへのポテンシャルが高い街です。
今回は移住困難な地理的理由と経済的理由の2点に焦点を合わせてまとめました。
メリットもたくさんあります。海が近いし、スーパーも安く生活しやすいのもありますが、あえて今回はデメリットを強調してまとめました。
これらのデメリットを理解しながらも、何とかなりそうと思うのならば杵築FIREするといいでしょう。
残念ながら僕はデメリットを受け入れきれず、杵築FIREするのは困難です。
FIREの仕方を考えれば僕自身もFIREに近づくはずなので、今後もFIREをどうやってするのか杵築に限らず紹介していきます。