37歳になって歯列矯正を始めました中山(o_miy_a)です。
いくつか種類のある歯列矯正でもマウスピースをはめて歯を動かすインビザライン矯正を選択しました。
この記事を読んで欲しい人
- 歯列矯正を考えてる
- インビザライン矯正ってどんな矯正?
- 30台になっても歯列矯正をしてもいいのか不安
しかも、37歳から歯列矯正を考えたのです。
今まで歯並びが悪いのは理解していたのですが・・・
こういうネガティブなことを考えていること3か月、ええいと始めた37歳男からのインビザライン矯正です。実際、やって最高だったので男なのに審美歯科ってどうなんだろう、30代で歯列矯正ってあんまりいないんじゃない?と思っている人にはぜひ読んでいただきたいです。
37歳でなんで歯列矯正を始めたのか
キッカケは定期検診で下顎の歯に虫歯が見つかったからです。
5年前に虫歯を放置したせいで、右下の歯の神経を抜きセラミックをかぶせました。
セラミックの土台と被せ物は保険対象外、治療も含めて総額20万円以上かかってしまいました。
それからは行きつけの歯科に半年置きに歯科健診とクリーニングに行くようになりました。
しかし、それでも虫歯になってしまったのです。
フロスを通して日に3度歯磨きをしているのに、です。
虫歯になりやすい体質かつ下顎の歯並びが悪かったからだと思われます。
下の歯並びがガタガタで物理的に磨きにくい箇所があったのでした。
このことから、死ぬまで自分の歯で物を食べるには歯列矯正をして歯の年齢を伸ばそうと考えたのでした。
歯の状態は?
上顎の歯が出っ歯、下顎の歯がガタガタです。
下の歯の1枚目マウスピースです。こうしてみるとガタガタで入りくんでいて歯磨きするのがむずかしかったです。
こちらが上の歯のマウスピース1枚目です。ご覧の通り、前歯の突出感があります。
奥歯はそこまで並びが悪くないのが救いで、主に下の前歯を重点的に揃えて、
上の歯は出っ歯なので歯全体を後ろに引っ込めたかったです。
めちゃくちゃ歯並びが悪いというわけでもないのですが、
出っ歯なので口が閉じにくく夜寝ていると口呼吸になりがちですし、
笑うと下の歯がガタガタなのが見えるのも嫌でした。
コロナで外出も控えて、職場でも感染対策をしてと苦労が多くありますが数少ない口元が見えないチャンスでもありました。
ワイヤー矯正ではなくインビザライン矯正を選んだ理由
- 前歯中心の歯列矯正
- 奥歯の遠心移動
マウスピースを使ったインビザライン矯正ならこの2つを満たすので選びました。
特に奥歯の移動は出っ歯のため歯全体を後ろに動かすのにあたってちょうどよかったのです。
ワイヤー矯正だと締め付けられる痛みがありますし、一度つけると外せないのも引っかかりました。
一方でワイヤー矯正の方がさまざまな症例に適応しやすいので人によって合う合わない歯列矯正があります。
矯正歯科の選び方
どのようにして、矯正歯科を選んだかと言いますと無料カウンセリングを2回受けました。
人によってはもっと多くの矯正歯科を回っている人もいると聞きますし、多額の費用がかかる以上に納得しない矯正歯科で治療を受けて、自分の納得する歯並びにならなかったら一生後悔するからです。
矯正歯科の数が多いので近いからや受付が綺麗だからという理由だけで選ばず、自分の望んだ結果になるような相談ができた矯正歯科を選ぶべきです。
以下、僕が回った矯正歯科です。
都内A歯科
東京の下町に歯科でインビザラインの症例数がある矯正歯科、一般歯科も行っていました。
受付に水槽があるような都会的で洗練されたというわけでもなく、地元の小さな歯科医院でおばあちゃんの家に行った時のような落ち着きがありました。
iTeroという機械を口の中に入れてスキャンして、どのように矯正するか相談していく中で下の歯を1本抜いて並べ直すという提案をされました。
価格も60万円〜となかなか安い価格でした。
先生から1箇所だけでなく他の矯正歯科の話も聞いた方がいいと勧められましたし、奥歯の歯並びはいいから矯正をしないのも1つの選択とも言われたので、良心的な矯正歯科という印象が残りました。
都内B歯科
23区内の主要駅にある矯正歯科でこちらはA歯科と異なり、無駄なものが一切なく洗練された待合室、若い先生でしたがインビザライン症例数はかなり多いようでした。
A歯科と同じくiTeroで口内スキャンして、2パターン提案いただきました。
1つは非抜歯、もう1つは小臼歯4本抜いてのプランでした。
非抜歯だとどうしても歯全体を後ろにするスペースがなく歯全体の突出感は残ってしまうとのこと。でも、健康な歯を4本も抜きたくないと悩んだ結果、プランCを作ってもらいました。
歯の隙間を削るIPRを複数箇所0.5mmずつ削り、スペースを空けて歯全体を後ろに動かすというプランです。
またA歯科で勧められた下の歯を1本抜いて並べるのはどうかと聞きましたが、噛み合わせが悪くなるのであまりオススメできないと言われました。
矯正歯科によって方針がかなり異なるようなので複数矯正歯科を回った方がいいです。
37歳男が選んだ非抜歯で歯列矯正
審美的、見た目的に考えれば小臼歯4本の抜歯をしてスペースを作り、歯を後ろにした方がいいでしょう。
ではなぜ、抜歯をしなかったのか。
理由は37歳だからです。
年齢を重ねるごとに筋肉が硬くなりがち、動きづらくなるので抜歯をして歯を動かすのにも負担がかかるだろうとB歯科の先生にも言われました。
仮に抜歯をした場合、歯を動かす距離が増えるので2〜3年かかるし、30代後半ですともっと時間がかかり、さらには望む結果を得られないかもしれないとのことなので抜歯は諦めました。
親知らずを抜くのにそこまで痛まなかったので抜歯事態には嫌悪感は少なかったのですが、健康な歯を抜くというのには若干の拒否感がありました。
仮に抜歯をしてのインビザライン矯正に3年かかって保定期間で1年かかると40歳を超えてしまうので長すぎてキツいですし、できれば30代のうちにインビザライン矯正を終わらせたいというのもありました。
インビザラインのマウスピースをつけ始めの頃の状態です。マウスピースをつけて撮影してみましたが凝視されたり、つけていると言われなければ気づかれません。
僕がやっているインビザラインですが女性の歯科医がおり、女性専用の矯正歯科の南青山矯正歯科がオススメです。
おすすめポイント
- 女性専用、女性の歯科医がいるからこそ女性ならではの視点でカウンセリングが受けられる
- 女性限定なので周りの目が気にならない
- 症例数が多く、技術に自信あり
無料カウンセリングは以下から可能です。
一度受けてみてください!
インビザラインでかかった初回費用
- 精密検査 ¥20,000
- インビザライン ¥660,000
- 調整費用 ¥3,300
- 保定装置 ¥22,000
トータルで70万円に足が出るぐらいです。
インビザライン矯正としては相場よりも安い方がと思います。
枚数無制限なので噛み合わせの調整で追加のインビザラインのマウスピースを追加まで入っているのが良心的です。
僕の年収が500万円なので医療費控除でざっくり10万円程度は戻ってくるので実質負担額は60万円です。
マウスピースは痛い?違和感がある?
インビザラインのマウスピースをつけた初日、歯の痛みで食事がよく噛めませんでした。
口の中に異物がある違和感があって、意識が口の中に集中してしまいました。
平日仕事の方なら金曜の夜もしくは土曜日の午前に最初のインビザラインのマウスピースを受け取ることをオススメします。
最初は痛み、違和感でどんな作業にも集中しづらいからです。
2〜3日すれば徐々に慣れてきて、1週間もすればマウスピースが口の中にあるのが当たり前のように感じてきました。
ただ、インビザラインのマウスピースを交換するたび、初日は痛みます。
新しいマウスピースごとに形状が異なるので最初は辛く、これも2〜3日すれば慣れてきます。
最後に
まとめ
- 30代後半でも歯列矯正、インビザライン矯正は可能
- 30代後半の歯列矯正は動くスピードが遅い場合がある
- いろんな矯正歯科を回ってインビザラインを受けた方がいい
インビザライン矯正は、近所にある歯科でもらったマウスピースをつけていれば自然と歯列が綺麗になると思っていました。
そんな簡単な話ではなく、歯列矯正にもその歯科ごとに並べ方、調整の仕方などが大きく異なります。
自分がなりたい未来に対して納得できるプランで進めるべきです。
高い費用と長い年月がかかるのですからこだわって当たり前です。
僕の場合は、2回目に訪れた矯正歯科で提案いただいた2プランに納得できず、3つ目のプランを再作成してもらい別日に面談をしてインビザラインの契約しました。
矯正歯科探しを始めて、カウンセリングや精密検査を受けてインビザラインのマウスピースを受け取るまで4ヶ月かかりました。
アラフォー、37歳でも歯列矯正は始められます。
若くないので動かしにくいというのもありますし、症例によっては難しい場合もあるかもしれませんが一度無料カウンセリングに行ってみてもいいかと思います。
えいやと思い切りの良さも必要ですが、大事な自分の身体なので慎重に矯正歯科選びはしましょう!
37歳男のインビザラインの経過は別途報告させてください。